2011/08/31

偶然の繋がり

8月も今日が最終日。
今年も過ぎてしまえばあっという間と感じる夏でした。

先日ゆずりはに来所してくださったAさんが、
以前B施設に短期間ではありますが利用していたことがAさんとお話するなかでわかりました。

B施設は私どもも日頃から大変お世話になっている施設で、施設長さんは私が心から尊敬する方でもあり、この偶然の繋がりにAさんと一緒に歓喜してしまいました。

あまりにも嬉しくて、Aさんの了解を得て、施設長さんに電話までしてしまいました。

はたからみれば、取り立てて大騒ぎするほどのことでもないことではあると思いますが、
私はこんな繋がりを心から嬉しく思うし、自分への大きな励みにもなります。

人に対しての支援というのは、成果が見えづらく分かりづらいものでもあります。
目に見えない結果をどう自分で受け止めていいのか、時に迷い、時に苦しみ、時に喜び、私たちケアワーカーはいつも模索しています。

そんななかでの、人との繋がりは、この仕事を継続していくうえでの、いえ、生きていくうえでの宝ものです。

利用者の方が“一人じゃない”といろんな場面で思えること、確認できること
そして私たち支援者も“一人じゃない”と信じていけること
生きていく力ですよね…

子どもたちが、生きることに苦しんでいる人たちが
「この人がいてよかった」と思える出会いが、この先たくさんたくさんあるように
私たちがその一人となれるように…



ゆずりはではいつも季節の花をいけてます。
                                   今日は白い小さいサイズのバラ、
                                   そして、鑑賞用のちいさなりんごたち。