2011/08/01

全国自立援助ホーム女性スタッフ研修会

全国自立援助協議会ホーム女性スタッフ研修会が、7/26、27の二日間、大阪市社会福祉センターで開かれ、ゆずりはからも高橋と藤原が参加してきました。

今や自立援助ホームも全国に73ヶ所設置され、国では更に増設をしていく方向で取り組まれています。
「社会的養護の最後の砦」と呼ばれる自立援助ホームを、真に支えているのはホームをいつも守ってくれる母的存在の女性スタッフがいてこそなのです。ただ、ホーム長や男性スタッフが様々な研修に参加するのを傍目に女性スタッフはなかなか外部の研修等に参加出来る機会が持てません。今回の研修会ではそんな女性スタッフへのねぎらいも込めて、全国自立援助ホーム協議会が開催してくれました。

今年は最多参加人数で36名の女性スタッフが全国から集まりました。

年齢も経験年数も様々ななかで、スタッフ同士がすぐに打ち解けられるのは、自立援助ホームでの支援の困難を共にわかちあえるからこそだと思いました。

自立援助ホームが今後社会的養護の枠組みのなかで、どのように存在し、また自立援助ホームの意義を唱えていくためにも、ホーム間の意見交換と根底にある支援理念を共有していくことは必須であると感じました。

とにかく、私たちの仕事は、同じ苦難を分かち合えるる仲間がいてこそなのです。

全国の仲間たちの存在を胸に、また新しい気持ちで取りくんでいきたいと思います!

後日のブログで改めて記したいのですが、2日目の研修で大阪児童福祉事業協会のアフターケア事業部代表の藤川澄代さんのお話にも多くを学ばせていただきました。
兎角、暗く重くなりがちな社会的養護の話を、藤川さんがパワフルにダイナミックにそしてユーモアいっぱいに語ってくれました。
私たちも負けていられない!と気持ち新たにしました。

この二日間で出会えた仲間、わかちあえたこと、学べたこと…全てをゆずりはでの支援に還元していきたいと思います。



全国の仲間たち。