2011/04/29

畠山美由紀さんの詩

先日いつも行っているお気に入りのカフェに行ったとき、SWITCHという雑誌を手に取りました。雑誌ではこの度の東北大震災についての特集が組まれていました。
色んなアーティストやミュージシャンが震災について厳粛に言葉を綴っており、私は黙々と表現されている言葉を追っていました。
ページをめくっていくと、ミュージシャンの畠山美由紀さんの誌が4ページにわたって載っていました。奥原しんこさんの素朴で懐かしさを覚える絵と共に綴られた詩に一気に引き込まれました。

「わが美しき故郷よ」と題された詩に、
気仙沼市出身の畠山さんが、ただひたすらに故郷を想い一言一句をしたためた詩に、
私は涙が溢れて溢れて止まりませんでした。
私なんかが泣いたりするのは、被災にあわれた方に本当に失礼だと思いながら、申し訳ない思いに苛まれながら、その詩を何度も何度も読み返しました。


その詩からは
もう二度とは戻らない「故郷」への言葉がありました。
優しく、強く、苦しく、悲しい、当事者の方にしかわからない、私たちの想像や寄り添い等、足下にも及ばない想いがありました。


私たちは、希望という言葉や、復興という言葉を簡単に口にしすぎてはいないだろうか
そんな思いに駆られながら、私がやるべきことは何かと今一度自分に問いました。




本当の言葉には魂が宿ります。
魂の宿った言葉は「普遍的」なものとなり人の心を響かせ、心を包みます。
美由紀さんの魂の宿った言葉は、どんな前向きなメッセージや声援よりも、
被災された方の心に残るのではないかと思いました。