本日付け毎日新聞の夕刊に「津波が奪った夢」と題した記事が掲載されていました
宮城県石巻市の大川小学校の被災状況、全児童108人のうち、24人しか生存者が確認されていないという内容でした
地震が起きたのは下校のバスが出る30分ほど前。児童を校庭に集め点呼をしていたとき津波が小学校を襲った。遺体でみつかった子どもたちの多くは上履きのままだったそうです。
地震が起き急いで外に逃げて、そして津波。
どんなに、どんなに怖かっただろう。
全ての被災者の方に心からお悔やみを思いながらも
子どもたちの被害のニュースにはより一層胸が締め付けられます。
私たちは直接の支援で現地に赴くことは難しいですが
子どもたちを支援するという仕事に携わる者として
生き残った子どもたちが、この大被害を乗り越え、生きていけるためにできることを考えていかねばと思います
いちばんの弱者をいちばんに思いやり、いちばんに優先して考えられることが復興のために不可欠なことだと思っています
児童養護施設では被災孤児となった子どもたちの受け入れの検討も始めています
従来培ってきた専門性を活かして、私たちだからこそやれることをやりたい。
そして何度でも忘れず胸に誓うことは、今目の前にいる子どもたちをきちんと大切にすること。