11/28立教大学で開催された「ポルノ被害と子どもの貧困」シンポジウムのパネルディスカッションにパネリストとして参加させていただきました
私は子どもたちの支援に携わる者として、声をあげることの出来ない子どもたちの代弁する役割を担い発言をさせていただきました。
子どもたちに変わって十分な訴えになっていたか、反省する点は多々ありますが、なかなか社会に知ってもらうことの出来ない、性虐待・性被害の現状を知ってもらえる機会がいただけたことにまずは感謝の思いでいます。
現場で常々思っているのは、児童ポルノひいては、児童虐待・子どもの貧困の問題は、社会が社会の問題だと認め、私たち大人一人一人がその社会を作っている一員であるところからの認知と責任がなければ、根本的改善には繋がりません。
買う奴が悪い、作る奴が悪いと言っているだけでは、被害を受けている子どもたちは全く救われませんし、救われていません。
社会の土壌そのものを変えていくって、予測もつかない大変な大変なことだけれど、やらないことには変わらないし現状は悪くなっていく一方です。
こういったシンポジウムをとおして、いろんな立場の方と繋がり、知識を得て、自分のすべきことにもっともっと取り組んでいかないとと思っています。この踏み出した一歩を大切にして!!
シンポジウムの様子です↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101129/k10015507581000.html